光や角度で色の変化が美しい、サフィレットカボションのクラバットピンです。
カボションタイプのサフィレットは、僅かな光でもぼんやりと青く光り、不思議な輝きについ目を奪われます。
本物の金を混ぜて作られている、ということ以外、その製造方法を知る一族なきあとは作られていない、謎が多い希少なコレクターズアイテムです。
クラバットピンは、当時紳士のアスコットタイに挿して使われていたものです。
小さなピンのトップに、装飾された宝石や彫金パーツなどで個性を出してコーディネートを楽しんだそうです。紳士の皆さんもやはりとてもオシャレな時代だったのですね。
スカーフやショールを留めたり、ブローチとの重ね付けでも重宝します。
夏は麦わらハットに挿し、
冬はジャケットのラペルやコートの襟に、
季節ごとに小物使いのちいさなオシャレに役立ちます。
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・年代:ヴィクトリアン時代後期
・素材:サフィレットガラス
・サイズ:全長 6c トップ8mm